シナイ半島ではイスラエル人観光客待ち

 「アインシャアラ、神のみ旨によって国境が開かれ、イスラエル人が自由に来れるようになったら喜んで歓迎する。イスラエル人のいないシナイ半島なんてあり得ない」と簡単なヘブライ語だがとても親切に答えてくれたのは、シナイ半島で簡易宿泊施設のマネージャであるメクバル・アブダッラ氏で、8カ月間封鎖されていた国境が来週再開する可能性があると情報が入ってきた。

 イスラエル内務省、人口移民当局、保健省と空港当局では、再開されることを待っているイスラエル人の国境再開を可能にする規制を話し合っている。国境封鎖に関しては最高裁判所まで訴えられたことがある。エジプトの感染状況はレッド・カントリーとなっており、現段階ではシナイ半島から帰国する者は2週間の自宅隔離が余儀なくされることとなる。

 ラス・アブ・グルムの簡易宿泊施設で過ごしているイスラエル人のジブ氏は、トルコを経由してシナイ半島までやってきた。「有意義であり、とても楽しんでいるし、もっとこの楽天に沢山の人が来ることを望んでいる」と語った。

 イスラエル人が懐かしいかとの質問にメクバル氏は、「勿論懐かしい、いつも一緒に生きてきた。離れ離れになるのは寂しいものだ。仕事だけの話ではない、一緒に生きているのだから、いつも一緒だ。ここにはコロナはない。全くない。あるのは景色、太陽、海と全てだ」と語った。

 イスラエル人カメラマンでシナイ半島に来ているアルドメア氏は、「毎年可能ならここへやって来る。今全く観光客がいないシナイ半島を撮影しており、海岸もガラガラで正当な理由もなく国境も封鎖されている。シナイ半島のベドウィンは観光客が戻ってくることを待ち続けている。イスラエル人が早く戻ってきてほしい。ただし可能なら密にならないように一度に沢山は来てほしくない。ここでは誰もマスクをしていないし、ゴタゴタもない」と語った。

 テロ対策本部では、シナイ半島に滞在しているイスラエル人に直ちに帰国するように呼び掛けている。テロ対策本部では、シナイ半島に行くことを予定しているイスラエル人に、行かないように強く呼びかけている。渡航警告は高いレベルの確実な脅威として定義されている。また本部のHPでは、「近日中にイスラエル人を含んだシナイ半島の観光客に対するテロ実現の重要な脅威が継続している。この背景には、最近活動を活発化したシナイ・プロビンス・グループ(この地域のIS系列)がある」とも発表されている。

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