約1年間封鎖されていたが、タバの国境が来週月曜日に再開され、パープル規制に沿ってシナイ半島に出国可能となる。シナイから帰国する接種済みの者は、隔離無しでイスラエルに戻ることが出来る。これも先週初めにカホール・ラバン党の要請により同意が得られた。エジプトから帰国する者は検査が必要となり、空港の規制と相似していて事前登録が必要となる。これによって過越し祭中の観光地がもう一か所増えたこととなる。
しかし、これは大きなしかしだが、1日にタバの国境を往来できる人数制限が320人までとなっている。国境は日曜日から木曜日まで8時間活動し、1時間に40人まで通過できる。現在国境にいる少ない係員とパープル規制の条件を遵守できるようにしたものだ。「このようにテクニカル的にはシナイ半島で過越し祭を迎えることが出来るが、実際には多くのイスラエル人が出来るわけではない」とシナイ半島愛好グループのガイ氏は語った。もう一つの重要な事項は、シナイ半島はイスラエルから注意喚起と定義されている場所であることだ。
シナイ半島の巨大砂浜の簡易小屋のオーナーであるサリム・ムハマッド・サッハン氏は、イスラエル人観光客を待ち望んでいると語った。「シナイ半島ではとにかく訪問しに来てほしいと願っている。素晴らしい太陽と気候がある。全てが落ち着いていて、コロナは無く、あるのは海と太陽だけだ」と語った。
「シナイ半島は全部死んでいる。来るのを待つだけだ」とも語った。また再開への用意として、「もう数カ月間観光客が来るのを準備しており、簡易小屋や部屋を掃除している。全部用意は出来た、あとは来るだけだ」。ムハマッド氏は、ガンツ筆頭のカホール・ラバン党とオーリット観光大臣にも感謝の意を表し、「彼等のお陰で国境が再開する」と述べた。
先週初めに観光大臣が自身のツイートで、「1年間の封鎖後に、タバの国境が再開する。今夜パープル規制に沿って国境を再開することを決定し、再開前のロジスティック準備を行った後になる」と書いている。
越境者は2回のPCR検査を受ける必要があり、1回目はシナイ半島のエジプト側の検査場で、検査費は約$20となっている。2回目はイスラエルへ帰国する前のタバ国境のイスラエル側で行われる。国境でのPCR検査は「TRM」が実施し、保健省の要請によってMapowerグループのタレント・ソルーション社と共同で設置し、エイラットのラビン国境にも設置され、今日イスラエルでのホテルへ出稼ぎに来るヨルダン人労働者が数百人検査を受けている。
6泊の旅行費用を調べたところ、3月29日からタバ国境が再開し、4月4日までの過越し祭の最終日までで、様々な範囲の旅行コストを発見した。例えばバンガロース3クムクム・ホテルでは、カップル朝食付きで991シケルである。Azure Lodgeホテルでは1,189シケルで、ここも朝食付きである。他に綺麗で大きな3部屋の寝室付きのアパートも2,500シケルで借りることが出来る。
現時点ではイスラエルの自動車で国境を越えることは出来ず、通常の時期では自動車での越境も可能であった。これも簡単な理由で、現段階ではタバ国境で自動車の越境を処理する十分な係員がいないからである。
もしエイラットまで自動車で来るならば、旧エイラット飛行場があった場所に大きな駐車場があるのでそこに置いて行くことが出来る。街中の灰色の縁石に駐車したり、コラル・ビーチの砂利の広場で無料で駐車できるので、そこから国境までタクシーを使用しても良い。シナイ半島では現地のタクシーを利用できる。
シナイ半島観光の経費に、PCR検査のコストも含むように忘れないこと、後は休暇を楽しむこと。