水曜日の夜中からゴラン高原で雪が一晩中降り続けた。今日が暴風雨のピークで、南部では砂嵐の恐れもある。気温は急低下し、天候は荒れて北部と中央部山岳地では雪が予想されている。もしかするとエルサレムでも雪が見られるかもしれない。
ゴラン高原の標高が高い場所で雪が降り始め、マジュダル・シャムスは白く染まっている。その後マローム・ゴラン、ネベー・アティーブやエル・ロムにも降り始めた。ツファットと上部ガリラヤでは雨に混じった雪が降った。ドルーズ人の居住区では、今朝既に10㎝ほど積雪しており、標高が低い場所では2~3㎝積雪している。
今日も天候は荒れて気温は低いため、低地では洪水の恐れもある。今日の午後から明日の早朝まで山岳地の雪が強く降り始めると予想されている。エルサレムやネゲブ砂漠のミツペーラモンでも雪が降る予報である。今晩から降る雪は、5~25㎝ほど積雪すると予想されている。
ゴラン高原では99号線と98号線が雪で通行禁止となっている。またエルサレムでは強風によって倒された木が、キング・ジョージ通りを走行中のバスを直撃したが負傷者はいない。エルサレムや北部で今後道路に積雪又はそれにより封鎖される場合には、バスやトラムなどの公共機関にも影響が出るとされている。またせっかく再開した学校も、一部では再度ズーム授業に変更されるようだ。
今日の予想気温は、ナザレ5~10度、エンゲディ12~17度、ツファット1~12度、エイラット9~17度、ベエルシェバ5~12度、ベテシャン9~14度、ハイファ7~10度、ティベリア12~22度、エルサレム1~15度、カツリン9~18度、アシュドッド9~12度、ミツペーラモン7~15度、アフーラ7~12度、テルアビブ9~13度。