キスレブの月(11月~12月)希少なクロッカスと魔法の紅葉

 カイザリアの建設でヘロデ大王が使用した採石場に花咲くコルチカムのカーペットと、エルサレムの山々にヨーロッパを思い起こす紅葉のカーペット。キスレブの月にお勧めの観光スポットだ。キスレブの月には秋のコルチカムの花が徐々に消え、冬の到来を告げるクロッカスが花咲き始める。数か所のスポットでは、紅葉の色が本物のヨーロッパの秋の雰囲気を旅行者に醸し出す。

●ヘロデ大王採石場のアキナルキスとクロッカス

 オール・アキバの近くに、カイザリアの町を建設するためにヘロデ大王が石を切り出した採石場の遺跡フルバット・メラフがある。しかし秋になるとこの場所は美しい特殊な花で一面覆われる。

 最初の雨から二週間後、遺跡はコルチカムのピンクのカーペットで覆われ、その隣には希少なアキスイセンが咲いている。冬の時期に咲くスイセンとは少々違うが、その希少価値とトゲがある乾燥した植物を背景にするととても際立って見える。数日雨が続けばコルチカムの花の代わりに、とても希少と考えられている白紫色をしたクロッカス・アレピカスが花咲く。

 遺跡はオール・アキバの工場地帯の北端にあり、4号線からオール・アキバに入ると最初のロータリーを右に曲がってハイラン通りへ入り、北上して道路の突き当りまで走るとT字路がある。道路のわきに車を置いて砂利道を歩いて行く(今は土砂で塞がれている場所もある)と右側に小さい丘が見える。岩肌や茂みの中に花が咲いているのが見える。入場は無料。

●エイン・ヘメッドの魅力的な紅葉旅行

 イスラエルはヨーロッパではなく、落葉樹はイスラエルにあまりない。しかしそれでも秋に赤色と黄色に色変わりする木樹が生えている場所が幾つかある。一つは冬の到来前に訪問することをお勧めする場所で、1号線のヘメッド交差点の近くにあるエイン・ヘメッド自然公園である。車でエルサレムから15分、テルアビブから30分の場所にある。

 カナダの国旗を飾っているメープルの木の親戚のスズカケノ木が密集しているクサロン川の一部に自然公園が面している。スズカケノ木は秋になると赤色、黄色とオレンジ色の葉のカーペットを落葉する。

 紅葉のカーペットを歩ける自然公園の散歩道は、遺跡として残っている十字軍時代の要塞の近くにあり、ピクニックも可能なので一日中過ごせることが出来る。

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