エルサレム付近でガザからのロケットが着弾、ガザ周辺ユダヤ人居住地にもロケット攻撃

 今日(月曜日)にガザからエルサレム、ベイトシェメッシュや付近の居住地に対して7発のロケットが発射された。東エルサレムのシェイフ・ジャラフ居住地からと、神殿の丘からのイスラエル治安部隊撤退を、イスラエルに対してハマスの軍事部隊が宣告した最終通告の終了と共に行われた。アイアンドームが1発のロケットを迎撃した。エルサレム付近のキリヤット・アナビームとベイト・ナクーファの家に一部被害が出ており、1号線の道路にロケットの破片が落下した。その後シュデロットやシャアル・ハネゲブ地方自治体にも数発のロケットが発射された。イスラエル軍はガザ地区に対して報復攻撃を実施した。今回のロケット攻撃による負傷者は出ていない。

 エルサレム、ベイトシェメッシュ、ベイト・ナクーファ、メバセレット・ツィヨン、モッツァ・エリート、キブツ・ツーバ、アブゴッシュ、ギブアット・ヤアリーム、アイン・ナクバ、アイン・ラファ、ラマット・ラジエル、ハル・アダル、マアレー・ハミシャ、キリヤット・アナビーム、キスロンで18時に警報が作動した。

 エルサレムとガザ地区周辺のユダヤ人居住地へ向けたロケット攻撃への報復として、イスラエル軍ではガザへの攻撃を開始した。パレスチナ側ではこの報復攻撃により、9人の死者が出ており、その中には暗殺されたハマスの軍事部隊現地司令官も含まれている。

 イスラエル軍スポークスマンのハディ准将は、この攻撃で北部ガザ地区のハマス活動家3人が暗殺されたと伝えている。「この事件は非常に深刻であり、黙って見逃すことは出来ない。対戦車ミサイルの攻撃事件も、シュデロットの南部の野原で起きた。殆どのミサイルは野原に着弾したか迎撃されている。ハマスはこの行動に関して代償を支払うべきであり、強い姿勢で対応する」と伝えている。

 イスラエル軍は対空防衛を強化し、消火隊も展開させたとのこと。「拡大した作戦を実施する可能性にも準備しており、作戦も既に用意されていてそれを実行に移すことを躊躇しない。我々はガザ師団の防衛任務に戦力を増加し、各地旅団も強化している。ハマスがイスラエル軍の力を感じるまで進めるつもりだ」と語った。

 ハマス軍事部隊スポークスマンのアブ・オバイダは、エルサレムへ向けたロケット発射は、「アズエ・ディン・カッサム部隊がエルサレムへ向けてミサイルを発射し、シェイフ・ジャラフ居住地とエルアクサ寺院への攻撃への報復である。我々を良く理解するための敵へのメッセージである」と伝えている。

 警報は国会議事堂でも作動し、議員達はシェルターへ避難した。17時半から開始していた国内治安閣議の会議も中断し、大臣達もシェルターへ避難した。その直後に会議が再開し、19時半には終了した。政府は悪化している状況に対して公表しないことを大臣達に指示している。

 警報の作動と共に、ダマスカス門とシェイフ・ジャラフ居住地にいたパレスチナ人達は歓喜の声を発し拍手をした。エルサレム統合記念日の国旗行進に参加していた人達は非難した。警察では行進の中止を呼び掛けたが、その1時間後に行進の再開を許可した。

 エルサレムとガザ周辺へのロケット攻撃と同時に、ガザ北部からイスラエル市民の自家用車に対して対戦車ミサイルが発射された。車の近くにいた市民が軽傷を負い病院に搬送されている。イスラム聖戦の軍事部隊がこの攻撃の犯行声明を発表している。

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