エルサレムで衝突の夜:数千人のパレスチナ人が暴動、数十人の警察官が神殿の丘に突入

 ラマダンの断食終了後に、神殿の丘とシェイフ・ジャラフ居住地で暴動が発生した。数十人の特殊パトロール部隊警察官達がエルアクサ寺院の広場に突入し、ショックグレネードで数千人のパレスチナ人達を解散させた。パレスチナ側の主張では、警察官が神殿の丘に突入した後に暴動が開始し、警察側では現場で暴動が起きたために突入したと主張しているが、祈祷場所へ部隊を突入させた理由は述べていないとしている。

 激しい衝突は幾つかの波で発生し、挑発によって短い静寂も破られた。3回目の衝突後に、祈祷者全員はモスク内に入れられ、警察は外部に暴動者を出さないようにした。赤三日月によると205人の祈祷者達が負傷し、警察ではこの衝突で17人の警官が負傷したと報告している。「警官隊は、神殿の丘で発生した暴力的な暴動により、ツールを利用しながら鎮静化を直ちに開始し、数百人の容疑者達は投石、ボトルやその他の物を警官隊に投げつけてきた」とエルサレム警察署では伝えている。この暴動により、警察では神殿の丘への入口を全て閉鎖することを決定した。警察によると一部の暴動者達はも少ないに籠城し、その後現場から退去させられたと伝えている。

 イスラエル軍と治安機関は、イスラエル政府と警察に対し、全国へ暴動が広がる懸念からエルサレムでの状況を鎮静化するよう圧力をかけている。特にエル・カダルの夜(コーラン伝授の日)、ナクバの日(パレスチナ迫害日)とエルサレム統合記念日が近づいているが、状況は悪化しているためだ。

 PLO議長のアブマゼン氏は、この暴動後に特別演説を行い、パレスチナテレビで報道された演説では、エルアクサ寺院で起きていることについてイスラエル政府を非難した。「パレスチナの永遠の首都であるエルサレムを守り、イスラム教とキリスト教の聖地を守るエルサレムのパレスチナ民族の確固たる姿勢を祝福する」と述べている。

 テロ組織もこれに加わり、ハマスリーダーはネタニヤフ首相に対して直接こう語った。「火遊びはするな。これはお前と、お前の軍隊と、お前の警察や国全体が勝てない戦いだ。どれだけの犠牲を払おうが関係なしにエルサレムを守る」と伝えている。イスラム聖戦も脅迫に同調している。「エルサレムで起きていることに黙ってはいられない。敵は我々の報復を知るべきだ」とも伝えている。

 ガザ地区の各組織は、エルサレムで起きたことにより、フェンス断裁部隊、風船爆弾部隊と夜中フェンス断裁部隊などの帰還行進期間の全部隊の活動を再開すると発表した。イスラエルアラブ人の最高委員会は、全国の村や都市でデモを催行することを呼びかけている。

 平行してシェイフ・ジャラフ居住地のデモも再開し、警官隊がショックグレネードなどで鎮圧を開始した。現場は早めに解散し、デモ隊は神殿の丘に移動していた。

 昨日はこの居住地で数十人のパレスチナ人がデモを市、ユダヤ人が購入した家からアラブ人家族が退去される恐れが背景となっている。現場の警官隊がデモ隊を解散させ、現場にいたアラブ人議員のアフマッド・ティビ氏を押した。「これらの家族を退去さえるならば戦争になる」と、デモ隊の一人でイッスウィア住民のムハマッド氏は語った。

 それに対し、右翼活動を支援する為に現場で安息日を迎えようと、ユダヤ人の若者のグループが到着した。「アラブ人全員を前にしても怖くない」とヤコブ氏は語り、右翼ラビ上層部の一人である、ラビ・ドブによって応援されて来たと伝えた。「ラビは、この状況のせいで安息日でも撮影可能だと指示した。またもし投石されれば投石し返すことも許可してくれた」とも伝えている。

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