インド変異株に懸念:予想以上に接種者も感染し、感染させる

 イスラエルで最近発生したクラスターの最初のデータでは、気になる2つの展開が示されている。1つ目は接種者(110人以上の接種者感染)で感染した過半数は、病症の発症を見せている。イギリスでは、病症の発症に対して88%の有効率がファイザー社製ワクチンの2回接種にはあると主張している事実があるにも関わらずだ。

 2つ目には、予想していた以上の感染があることが一目で分かることだ。それ以外にも、この数日間実施された疫学的調査によると、接種者は感染しただけではなく、感染させたことも判明した。数は非常に少ないことを強調するのは重要であるが、インド変異株の出現により、接種者の間では特に希少な現象であると考えられている。

 これらの気になる現象に反し、最も重要なデータは入院数であることも覚えておく必要がある。イギリスのデータによるとファイザー社製ワクチンは、インド変異株による入院に対して約95%の防御を提供しており、もしそれが本当であるならば、以前の感染の波で起きたような入院危機がイスラエルで起きることは予想されていない。

 今のところ政府では感染傾向の上昇を予想している。先日ナフタリ首相とニッツァン保健大臣、及び医療システムの上層部達との会議では、グリーンカントリーからの外国人観光客入国を1か月延ばし、7月1日から8月1日へと延期することが決定した。室内のマスク着用義務も、1週間で1日の平均新規感染者数が100人を超えれば再発効させることも決定した。

 昨日は3日間連続で新規陽性者数が100人を超え、想定によると来週日曜日にはマスク着用義務が再発効されると予想されており、保健省ではマスク着用の奨励にとどめている。

 「毎日新規陽性者が判明している」と、コロナ総責任者のナフマン教授は語った。「もし新規陽性者数が劇的に減少すれば、制御下にあると言うことが出来る。まだそれには達していない。ビニヤミナとモディインから付近の地域へ感染が拡大している。しかしイスラエル全国に感染が拡大しているかも言えない」と語った。

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