イランと中国が軍事的、経済的協力に関する契約に署名

 イランと中国が先週土曜日に経済的、治安的契約に署名し、数十億ドルの総額をイランで中国が投資する道を開いた。両国は数年間この契約を作り上げ、中国とアメリカ間で先週起きた緊迫したサミットを背景に、平行して核同意に戻る模索をしながら、イラン国営テレビで署名式典が放送された。

 イラン外務省では、中国の外務大臣がテヘランを訪問した中で契約に署名がなされたと承認している。「政治、軍事と経済分野での完全なロードマップである」とイラン外務省スポークスマンは伝えた。「これにより、中国とイランとの関係が深まることを信じている」。

 スポークスマンによると両国の協力は、2016年にイランを訪問した中国書記長が企画したとのこと。外務大臣は去年の夏2020年6月に、この契約をイラン大統領の閣議が承認したと語った。イランの政府関係筋によると、当時すでに承認を待っている中国との契約が存在し、最終的な内容も既に決定していると公言していた。

 去年ニューヨークタイムズで掲載された契約書の内容によると、今回の協定により、エネルギー分野も含めてイランでの多くの分野で中国が関与できる、重大な拡大がなされるとのこと。銀行、通信、港湾や鉄道分野や、数十個のプロジェクトに中国が多大な投資をする代わりに、安値で今後25年間中国はイランから石油を供給されることとなる。

 今回の契約では、両国の軍事協力も深まることとなっており、アメリカで高い戦略的な重要性を持っている地域に、中国が土足で踏み込むこととなる。中国とイランとの契約には共同軍事演習、武器の共同研究開発や両国間での情報共有もあり、全ては「国境を越えたテロ行為、麻薬密輸、人身売買と犯罪と戦う為」とのこと。

 契約の内容は去年、イランの核計画によってトランプ政権が孤立化させようと努力している事を背景に発表された。イスラエルの軍事・治安専門家によると、今回の契約は経済的に崩壊しているイランに救いの手を差し伸べ、アメリカの経済政策の回避を可能とさせるとのこと。中国は当地での戦略的立場を獲得し、経済強国としての立場を教会史、アメリカに打撃を与えるとしている。

 今回の契約は、イスラエルにも戦略、軍事、諜報的な見解で懸念の理由となる。北京とテヘラン間での技術、軍事協力と情報共有は、イランの核計画をイスラエルと協力してアメリカが阻止しようとする能力に打撃を与え、特にイランが核爆弾を開発すると決定する時に、軍事的方法でそれを阻止する必要性が出る場合である。

 トランプ政権のアメリカ経済制裁の再開と、テヘランとのビジネスをする会社への罰則への脅迫により、イランから投資家が逃避して同国との貿易も制限された。イランの失望は中国の両腕に導いた。この契約に熟知している関係者によると、中国は今後25年間で4千億ドルを投資するとのこと。

 現在のアメリカ大統領と政府上層部は、イランが核契約の実行に戻り、アメリカも経済制裁を解除すると要求しているが、既にアメリカからも違う声が聞こえている。ロイターに匿名でインタビューを受けた某上層部によると、「どちらが契約を最初に実行するかではなく、契約に戻るには各自がどのようなことをするべきかを同意することだ」とのこと。

 「アメリカが行動する前に、イランが全ての核契約の条項を実行するのが我々の姿勢ではなく、相互の行動に関する契約が必要であり、アメリカがXをするならイランがYをする。誰が最初になるかは分からないが、同時に実行するかも知れない。実用的なるしかない」とも語った。

 契約の署名によって、アメリカと中国との関係が悪化することが予想されており、両者の関係はコロナ禍から悪化していた。1週間前にアラスカで両国の会談は困難を極め、アメリカが中国に対して様々なことに関する非難をした。

 アメリカは中国に対し、イスラム教徒やチベットに於ける人権問題、香港、台湾や海上での攻撃的な姿勢を批判した。北京の行動は、法を守る国家の世界的安定性に脅威を与えると発言している。

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