イスラエルへの憎悪とテロリストの称賛:国連がパレスチナ人に配布している教科書内容

 国連の組織は、世界での平和と兄弟愛の促進を旗として掲げているが、自身がパレスチナ人の生徒達に配布している教育材料には、憎悪と暴力を応援する内容で一杯になっている。このような新しい調査結果が、政治政策調査研究組織のIMPACT-seによって発表された。

 IMPACT-se研究所は、他国の人、平和と忍耐の受入を国際教育標準とした、世界中の教会所の調査と分析を行っている。新しい調査では、国連がパレスチナ人に労働支援などを行っているエージェント、UNRAが発行している教科書に関してであった。今回の発表は、トランプ政権のパレスチナ人支援の中止を再開すると宣言した、バイデン政権の始動前に発表されている。

 今回の調査では、コロナ禍で個人学習の為にガザと西岸地区のパレスチナ人生徒の為にUNRAが発行しているオリジナルの教育資料を分析した。UNRAが国連の価値観を完全に違反している独自のオリジナルの内容を、組織のブランドとして制作したのは今回が初めてである。

 これらの教科書では子供達に対して「血を持って母国を守る」ことを呼びかけ、テロリストが模範例として紹介されている。数学の教科書では、生徒達は殺された殉教者の正しい数を見つけるようになっている。国語の教科書では、「殉教者から臭うマセク(香水)の匂い」などの語彙が強調されている。また他には血の争いが紹介され、エル・アクサ寺院の放火事件はシオニストによって行われたとも記されていたり、他にはイスラエルがパレスチナ人の土地に故意的に放射性廃棄物を捨てて病気を引き起こしているとも記されている。またイスラエルがパレスチナ人の遺跡盗掘を組織的に行っているとも。

 UNRAエージェントが発行しているこれらの教育資料には、国連の加盟国であるイスラエルという名前が計画的に削除されている。地図にはイスラエルが削除され、イスラエルの面積は「全パレスチナ」とい名の元に属している。イスラエルの名前が出てくる時には、主に「敵」や「シオニストの支配者」という名前で記されている。これはUNRAが従わなければならない国連の中立という立場を完全に違反するものである。

 ケースによってはUNRAエージェントの新しい内容の方が、イスラエルに対する憎悪内容を何年も発行しているパレスチナ人の教科書より過激な場合もある。一例を挙げると、オスロー合意によって国際社会が支援する、イスラエル・パレスチナ経済活動の協力を放棄する内容も含まれている。イスラエルはパレスチナに対してだけではなく、中東全体で負の影響を与える勢力として描かれており、これらの資料はPLO当局の教科書としても使用されている。

 IMPACT-se研究所所長のマルコス氏は、「UNRA自身のブランドとして、パレスチナ人の子供へテロリストの称賛、暴力への応援や血の争いの学びを通じて次世代の子供達を過激化することにUNRAが協力している。UNRA責任者のラズリーニー氏は、自分の管理下でどうしてこのようなことが起きたのか、またそれに関してどう処理するのかを説明する必要がある」とも伝えている。

 研究所管理責任者のアリック氏は、「UNRAはここ数年間使用している教育方法や内容を発表することを拒否し、パレスチナ人教科書の扇動に子供達を晒したくないというのが理由としている。今日我々はその理由を知っている。UNRA自身の内容の方がPLO当局のものより酷いからだ」とも付け加えた。

 UNRAのコメントによると、コロナ禍によって50万人の子供達が数日間遠隔授業となり、西岸地区の一部の先生達が生徒達用に資料を印刷したが、主にインターネットと電気の供給が安定していない地域であったとのこと。「間違って教科書に入れられた内容は、過去に適していないものとしてUNRAがマーキングしたものであったことが調査によって判明した。国連の基本にそぐわない内容の配布としてUNRAは認識し、全ての教育資料を安全なプラットフォームへと移転することに決定した。このプラットフォームには近日中にアクセスできるようになる」と伝えている。

 「UNRAには差別、憎悪への扇動、学校での暴力に対しては容認しないことを繰り返し強調する。全ての違反には強く対応している。中立と人間性の最大の標準で活動している」とも伝えている。

 国連のイスラエル大使ギルアド氏は、「UNRAは腐った反イスラエル組織であり、解体されなければならないことを再度証明した」とコメントしている。難民問題の深刻化と、紛争の激化と継続化を支援する負の役割を持つUNRAの関係性に関し、アメリカ政府と話し合うとも伝えている。

 今回の調査結果によりオーストラリアが独自の調査に乗り出し、カナダ政府もUNRAに対する独自の公式調査を実施すると発表した。同時にイギリスは、UNRAが実際に扇動内容が含まれる教育資料を自身で作成、発行し配布したと確認し、UNRAに対してこの問題を提起したとも伝えている。カナダは2019年に1千4百万ドル、2020年には2千万ドルをUNRAに寄付しており、イギリスは去年だけでも6千4百万ドルをUNRAに寄付した上位3位の重要な国でもある。

 カナダの調査発表後に、UNRAでは憎悪資料が実際に間違えて承認されたとメディアに通知した内容がHPから疑惑的に突然削除され、何処にもリンクされていない小さなリンクだけを残して、とても発見するのが困難な場所にその内容が埋葬されている。

 またIMPACT-se研究所の発表後に、UNRAでは教育資料を全てアクセスできないようにブロックしてしまい、その他の資料を検査させないように防いでいる。この件に関しては前述のようにUNRAは「安全なプラットフォーム」に移したと発表している。

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