イスラエルの新研究:ワクチンは妊婦にも安全で効果的

 イスラエルの研究者達は、数千人の妊婦を検査し、イスラエルで接種されているワクチンは、感染に非常に効果性が高く、妊婦にも胎児にも非常に安全であると明らかにした。これも、コロナに感染した後に集中治療室に重症者として多数の妊婦が入院し、命の危険に晒された事実が背景にある。昨日(水曜日)には、未接種で感染した30歳の妊婦が死亡した。

 コロナへの感染は、特に妊婦の間では重症化する恐れがある。科学の文献によると、妊娠中のコロナへの感染は、妊婦と胎児に非常に危険であることが言及されており、妊娠していない感染女性患者と比較すると、集中治療室に入院するリスクと、呼吸器に接続されるリスクも高く、早産へのリスクが増大し、帝王切開や未熟児の問題へのリスクも高い。

 妊婦へのワクチン接種問題は致命的であり、ワクチンが妊婦に対して実験されたことがない。イスラエルの保健省では、どの妊娠段階においても接種を防止することはないと決定し、ワクチンの何らかの生物学的メカニズムが、妊娠や胎児に損傷を与える懸念が知られていないことが理由である。この意見は、WHOとアメリア疾病予防管理センターの意見と同様である。許可されてからイスラエルでは数千人の妊婦と、不妊治療を受けている女性達が接種された。

 最初の研究はクラリット医療サービス専門家によって実施され、Nature雑誌にその結果が発表された。この研究では、16歳以上の妊婦を観測追跡し、コロナの未感染者であり、2020年12月20日から2021年6月3日の間に接種を受けた人達であった。合計10,861人の妊婦が検査され、コントロールグループとして未接種の女性達のグループも含まれていた。研究中は第4波以前に開始し、イスラエルでは違う変異株が流行していた。

 コロナ感染に於いての症状、病状レベルと死亡率を調査した。予測されたワクチンの効果性は、2回目の摂取から週間後に始まり、感染抑制率が96%、症状の発症抑制率が97%、入院に至る重症化抑制率は89%に達した。未接種者のグループでは、1ケースのみ重症化し、二つのグループでは死者は出なかった。研究者達は、ファイザー社製ワクチンは、妊婦の間でも非常に高い効果性があり、一般人口の効果性と同様であったと結論付けている。

 ベングリオン大学との協力でソロッカ医療センターで実施されたもう一つの研究は、Vaccine誌のワクチンテーマに発表された。この研究には、2021年1月から6月の間にソロッカ病院で起きた出産を含んでおり、妊婦達のワクチン履歴も分かっている。この研究には約4,400人の妊婦が参加し、その内の約20%(913人)がワクチンの接種を受けていた。ワクチン接種済みの妊婦と、未接種の妊婦との間で、早産、低出生体重、呼吸器官合併症を含んだ、妊娠合併症の発生率に差は見られなかった。

 「今回の研究は、妊婦に対してワクチンは安全である更新内容を文献に追加する」とシェイナー教授は語った。「2回の接種が現在までに安全であったならば、3回目の接種が妊娠に危険になるという理由は無い。妊婦と胎児に対し、非常に危険な妊娠中の重症化を招く感染症であることを忘れないことは重要であり、文献上の新規事実と照らし合わせ、妊娠中でもワクチン接種をすることに疑う余地はない」。

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