イスラエルのワクチンデータ。若者に効果大

 様々な年齢層のイスラエルに於けるファイザー社ワクチン効果性に関する最初のデータと共に、若者の世代にワクチンが影響する速度を表すデータが明らかになった。保健省のデータによると、ワクチンの効果性は様々な年齢層で90%以上の効果性が出ている。

 このデータによると、65歳以上の年齢層で重症化と死亡の防止に於けるワクチンの効果性は94.3%となっている。45~65歳でも同様に94.7%、15~45歳では91.2%となっている。以下の表の数値は、ワクチン接種済感染者とワクチン無接種感染者率の大きな相違を見せている。

●重症者

年齢 無接種者(10万人に対して) 接種者(10万人に対して) 効果性

15-44 0.43 0.04 91.2%

45-65 3.7 0.2 94.7%

65+ 17.4 1 94.3%

●感染死者

年齢 無接種者(10万人に対して) 接種者(10万人に対して) 効果性

15-44 0.01 0 ―

45-65 0.19 0.0196 89.7%

65+ 4.91 0.279 94.3%

●入院患者

年齢 無接種者(10万人に対して) 接種者(10万人に対して) 効果性

15-44 1.71 0.1 95.5%

45-65 5.68 0.4 93.8%

65+ 23.47 1.6 93.2%

 入院を防止するワクチン効果性もとても高い。様々な年齢層で効果率は93%から95%となっている。例を挙げると、10万人の無接種者中23人の入院患者数に対し、10万人の接種者中1人のみが入院患者となっている。

 またマッカビー保険会社デジタルヘルス情報課のデータによると、未接種の若者の感染率は、1回目の接種を受けて7日以上経過した同年齢の若者より6倍も高い。またこのデータによると、1回目の接種から1週間以上経過した若者の感染率は0.2%であるのに対し、調査期間中に同年齢の無接種者で未感染者であった者の感染率は1.3%であった。約15,200人の16~18歳で、1回目の接種から1週間以上経過した若者の間で行われた調査によると、感染したのは31人のみであったことが判明している。

 また約52,000人の未接種で未感染の様々なプロフィールの16~18歳の対象グループで調査が行われた。このグループでは、調査期間中に689人が感染し、接種した同年齢のグループより6倍も多い。

 マッカビー・デジタル・ヘルス情報課責任者のアナット医師は、「若者は大人より接種に対する反応が早く、1回目の接種から1週間経過した若者の間でのワクチンの効果性は明確である。教育システムを元の状態に戻す現在、未接種の若者達全員に早急に接種を済ませるように呼び掛ける」と語っている。

 また保健省からのデータによると、60歳以上の致命的容態183人のうち、1人のみが2回目の接種から2週間以上経過した者であった。また60歳以上の重症者856人のうち、56人が2回目の接種から1週間以上経過した者達で、約6.5%となっている。60歳以下の致命的、又は重症者203人のうち、10人のみが2回目の接種から1週間以上経過した者達で、2週間以上経過した者は1人のみであった。

 死者に関するデータでもワクチンの重要性が明確である。データ採取期間中に死亡した660人のうち、4人のみが2回目の接種から2週間以上が経過した者達であった。残りの546人は未接種者又は1回目の接種から2週間以内の者達であった。

 新規陽性者数にも大きな減少が起きている。入院を必要としない60歳以上の13,075人の新規陽性者数のうち、10,724人が無接種者又は1回目の接種を受けた者達で、271人のみが2回目の接種から2週間以上経過した者達であった。この年齢層では、殆どの者達が接種済みとなっており、このデータはワクチンが影響していることを示している。

 病院では、これらの数値がコロナ感染病棟の状況とも一致しているとのこと。入院患者の年齢層の急低下、過去に入院経験のない若者達が搬送されている。「この病棟では殆ど若者はいなかった」とイヒロブ病院麻酔システム責任者のイディット教授は語った。「今日60歳以下の入院患者の方が60歳以上より多い」。

 「最近は30代の未接種の若者も増えている。入院患者全員のワクチン情報を我々は持っており、多くは未接種か2回目の接種を受けていない。現在入院患者数の20%以下が60歳以上で、彼らも未接種者が殆どだ。過去2週間この状況が増加して強化してきている。以前全く見られなかった、若者がエクモに接続されている。これは悲劇であり、ワクチンがこの変化を起こした以外に理由が見つからない」とも付け加えている。

 マッカビーによると、「現段階では、2回目接種者の0.1%以下が感染している。イスラエルのワクチン効果率は現在93%となった。2回目の接種から1週間以上経過した約52万3千人のうち、過去24時間で感染したのは544人のみだ」とも伝えている。「接種済みの感染者を対象に行われた調査では、殆どが軽症であるか無症状者であった。前述の544人のうち、15人のみが入院を必要とし、その内の4人のみが重症者、3人が中等者、8人が軽症者である。接種済み感染者のデータと平行して同調査期間中に、無接種で無感染の様々なプロフィールである約62万8千人の対象グループの間で調査が行われた。このグループでは、同じ調査期間中に1万8千435人がかんせんしており、感染率は2.9%となっている」。


最新記事

すべて表示

現在感染の波のピークだが、感染速度は減少

安息日の朝に発表した、梅津マン研究所コロナ予測モデル構成者のエレン教授のデータによると、昨日(金曜日)は、現在感染の波の新規陽性者数のピークを記録した。データによると、昨日は1,416人の新規陽性者数であった。 しかしエレン教授は、昨日新規陽性者の最多数が記録されたが、検査数も最高数(9万8千件)を記録しており、全体的には感染の減少を示していると強調している。教授によると、実効再生産数は1.3に減

ワクチン効果率が感染では39%、重症化では91%へと減少

ワクチンの効果率がまた減少した。ワクチン効果率が感染では39%に激減し、軽症化には40%となっている。入院と重症化阻止への効果率は高いままで、入院は88%、重症化は91%となっていることが、保健省のデータにより明らかになった。 このデータは過去1か月間のものであり、6月20日以降となっている。イスラエルでは、ワクチン接種作戦開始から約半年が過ぎ、デルタ株に対するファイザー社製ワクチンの効果率に減少

昨日は1,336人の新規陽性者、120人が海外から帰国

昨日は1,336人が新規陽性者として判明し、保健省の発表によると、77,512件のPCR検査に対し、陽性率は1.74%となっている。全国の病院には72人が重症者として入院し、一昨日より4人増加、その内15人が呼吸器付となっている。 現在感染者数は9,673人、この24時間で判明した新規陽性者の中の120人は、ここ10日間で海外から帰国した者達であった。死者は6,455人となっている。 現在までに5