イスラエルで初ケース:胎児がコロナで死亡

 コロナ感染で胎児が死亡したケースがイスラエルで初めて判明した。この事例が起きたアシュドッド市アスータ病院では、胎児はコロナ感染後死亡したことを認めている。保健省では、現在までに胎児の感染ケースは無かったと伝えている。

 先週週末に妊娠25週目の20代女性がアシュドッドの病院に搬送された。保険会社治療所での診断により胎児には脈拍が無く、妊婦に病院で治療する必要があるとの理由であった。

 同時に2人の子供を持つ南部市民の女性は、コロナ症状を訴えたが治療所ではPCR検査を受けなかった。病院では全妊婦に対してPCR検査を実施しており、検査結果は陽性であった。流産後に胎児も調べてみたところ、その検査結果も陽性であった。現在までコロナ感染した妊婦の流産は起きているが、胎児が感染していたケースは今までになかった。

 彼女は流産の2週間前にスクリーニング検査を受けている。妊娠と胎児もその結果良好であった。病院ではもし彼女がワクチンを接種していれば、感染するリスクは減少していたであろうと伝えている。

 「個人的多大な損失後に、感染という言葉の意味は劇的だ」と妊婦は語った。「できる限り守ってきたが、感染はとても悪化して複雑化しているようだ。接種には特別な重要性があり、可能な限り愛しい人達を守る必要がある。支援して助けてくれた医療従事者達にも感謝したい」とも伝えている。

 「とても稀なケースだ」とアスータ病院感染病ユニット責任者のタル医師は語った。「通常胎児が感染していることは無い。研究文書内では世界で相似した数件のケースがあり、ブラジルでも同様のケースがあった。イスラエルでは今までに感染した妊婦の流産は3件発生しており、その内の2人の胎児は感染していない。胎盤を通じて胎児が感染し、感染による死因という可能性はとても高い」とも語った。

 「妊婦が感染して重症化する確率は高い。今回のケースは、胎盤を通じて感染した胎児が死亡するもう一つのリスクが明らかになった。妊婦は妊娠末期ではなく途中であり、妊娠6か月以内に接種をしていれば、感染は防げたであろうと思われる」とも伝えている。

 妊婦を診断したアスータ病院出産・妊婦科責任者のヨッシー医師は、「妊婦は病院へ来る4日前にコロナ症状を自覚した。前日に胎児を感じることが無くなり、かかりつけの産婦人科が胎児の脈拍がないことを診断した。週末に流産させ、胎児も陽性であったことを発見し、胎盤のサンプルも陽性結果であった。胎盤内の胎児への感染であり、胎盤の感染が死因となっている。通常新生児は、母親との接触の結果で感染するのだが、今回はとても稀なケースである。妊娠中での胎児感染が判明した事実が、コロナが死因であったことを証明することになった」と伝えている。

 出産する妊婦にPCR検査を実施させる義務はない。「全病院内で妊婦からサンプルを採取してPCR検査を実施し、妊婦と新生児の健康を守ることを推奨する」とアスータ病院は伝えている。

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