イスラエルが空中レイザー迎撃実験に成功

 レイザーを使用した迎撃プロジェクトにおいて、防衛システムの重要な進歩があった。国防省兵器開発部(マパット)とエルビット社は、今日(月曜日)パルマヒーム実験センター正面の地中海上空で最近実施された実験の終了を発表し、その過程でイスラエル空軍と開発しているシステムが、10機の無人機を迎撃することに成功した。

 空中レイザー発射砲は、数十機の迎撃を次々と実施することが出来、今回の実験のためにこのシステムが小さいセスナ機に設置された。1,000から3,000フィートの異なる上空で、セスナ機から1㎞以上離れた距離で約10機の無人機が発射され、レーザー光線発射後の数秒で焼き落されて迎撃され海に落下していった。

 セスナ機にはその他のシステムや、自動で目標認識する最新カメラなども設置され、コックピットに座ったオペレーターの横であった。新しいシステムは、胴体や翼など事前に定義された部分にロックオンすることが出来、それを追跡して事前に定義された地点で迎撃することが出来る。

 「イスラエルで初めて空中レイザー開発の第一段階を突破し、世界で存在する数個の証明された能力を保有している。これはプロジェクトでもクリティカルな段階であった」と、武器開発部の研究開発責任者のヤニーブ准将は語った。「プロトタイプには3~4年かかると想定しており、ターゲットの自動認識と自動ロックオンのAIを組み込んだものとなる」。

 「次の段階ではこのシステムは、ボーイング社製の飛行機に設置され、将来的には攻撃性も含めた他のプラットフォームに適応するよう小型化するが、雲がある場合にはレイザーの効果性は落ちることも覚えておく必要がある。ドローンも迎撃出来る固形電力レイザーであり、将来的にはもし需要があれば、風船爆弾や風船火炎弾も迎撃することが可能となる」。

 エルビット社社長のオーレン氏は、「これは戦略的能力と、レンズとレイザーの世界で既に数年存在している我々の可能性をベースとしたテクノロジーの突破口である」と述べた。

 今年はコロナ禍により、レイザー迎撃の地上プロジェクトに停滞が起こり、テクニカル的な問題も発見された。このプロジェクトでは、ロケットや迫撃砲を1発1シケルのコストのレーザー光線で迎撃することとなっており、無限の仕様がある。これはアイアンドームへの補足システムとなっており、アイアンドームを他の脅威へ向き合わせるためだ。現段階では地上システムは、ラファエル社とのインテグレーションにあり、去年の最初の実験は大成功を収めた。

 国防省では、今年の年末に無人機、ロケット、迫撃砲を8~10㎞の射程距離で迎撃する、100kwの発射砲を使った重要な実験が行われると伝えている。もしこの実験が成功すれ伯母、来年は製造への開発段階が開始し、空軍へのシステム設置や、目標としている2024年末までにガザ周辺での戦略的展開が実施される。

 地上システムは、ロケットの発射段階、又は迫撃砲が地上から出た瞬間、つまり敵地内で急角度のコースで脅威を迎撃し、イスラエル国内の警報や混乱を防ぐことが可能となる。空中レイザープロジェクトでは、国防省とエルビット社は数千万シケルを投資し、地上プロジェクトは政府によって数億シケル援助を受けている。

 今回の城壁の守り作戦でガザからの数先発の発射を背景として、今回の開発の一部として戦果を受けることは出来なかったが、武器開発部では、もしアイアンドームと共にレイザーシステムが作動していれば、どのような結果になっていたかの深い作戦研究を実施するチャンスを見逃さなかった。

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