「無感染観光アイランド」指標に関して現在分かっている事

 政府によって承認された「無感染観光アイランド」指標は、エイラットと死海のホテル群を「特別観光地域」としてコロナ閣議が認定することを可能にし、二箇所への入場はコロナ陰性の検査結果提示を必要とする。

 この指標は国内の他の地域に対して、この二箇所だけを除外するためにあり、保健省の規制遵守を厳正に行いながらホテルを再開することを可能にさせる。現時点ではイスラエル国内の全てのホテルは、段階的封鎖解除の第5段階(9段階中)に再開される予定であり、12月半ばに予定されている。

 観光省によると、その後の段階で徐々に特別地域で他のお店などの再開が可能となる法律が制定される予定で、ホテル宿泊客が利用できるようになる。ただし再開されるお店というのはレストランも含まれているのかは定かではない。

 先週のコロナ閣議の会議で、ネタニヤフ首相は段階的封鎖解除を9段階から5段階へ短縮することを提案した。しかしまだこれに関する決定はなされていない。国家安全保障局局長のメイール氏は、承認されたオリジナルの解除計画に沿って行くべきだと主張し、コロナ総責任者であるローニー氏と、公衆衛生サービス責任者のシャロン学者も段階を短縮することは問題であると語った。

 先日のコロナ会議では、段階的封鎖解除の第二段階を開始することが決定され、来週日曜日から小学校低学年の授業再開が始まる。オリット観光大臣は、日曜日以前にロッジ式宿泊施設の再開を会議で話し合えるように提案し、ネタニヤフ首相は直ちにその件に関しても話し合うと約束した。しかし閣議ではこの件に関する話し合いの時間がなく、近日中に話し合われる予定である。

 「無感染アイランド」に話を戻すと、憲法制定大臣委員会で指標が承認され、観光省によると今週中に国会の承認が得られる見込みで、その後詳細に関する承認をコロナ閣議から受けることとなる。詳細な指標はまだ決まっておらず、観光省、保健省と警察の間で話し合われている。

 現時点ではPCR検査用のドライブイン建設は考えられておらず、宿泊客は個人の陰性結果を特別地域の入口で提示するよう要求される。宿泊客用の道路も準備されると見られている。

 現在多くの疑問が残っており、エイラット市民やその親戚も町の入口で検査結果を提示しなければならないのか、エイラットのホテルエリアと居住区エリアとの分離がなされるか。またエイラットと死海のホテル従業員も指標実施以前に検査を受ける義務があるのかも明確ではない。もし特別地域から一度出れば、再入場する時にはまた検査を受ける義務があるのかなど。

 観光省ではこの指標はエイラットと死海だけに限られており、この二箇所の特殊な地域性によるものだとしており、経済的観点より健康的観点に依存している。

 健康的観点からみると死海の特殊性は、陰性である宿泊客が来る場所は「無菌地帯」の継続を可能とさせ、それによって菌の感染拡大リスクを最小限に留めることが出来る。これも死海のホテル群には現地の住民が住む居住区が無く、ホテルの宿泊客と接触することがないからだ。エイラットの地理的特殊性も他の居住区から比較すると隔離されており、街に入る人達の監視が可能な「観光アイランド」の地位を与えることが出来るとしている。

 経済的観点からみると、エイラットと死海のホテル群は観光とホテルしか収入源が無い。もし今回の指標が実施されれば、エイラットと死海での失業者数が減少し、コロナ禍によって一番打撃を受けた観光業界の復興計画の一部にもなるとのこと。

 また観光省では、「無感染アイランド」指標を推し進めながら、他の地域のホテルへの補償の策定に関しても取り組んでいると述べた。

 観光大臣は、「政府によって承認された無感染アイランド指標は、保健省とのとても複雑な話し合いで実ったものであり、始動させるにも多大な努力が費やされている。この指標はイスラエル国内の特殊な地理的地域、エイラットと死海に於ける観光業者に即時に30%の解決を与えることとなる。政府承認は第一段階であり、国会の憲法制定と現地での複雑な実用メカニズムの構築も残っている。保健省、国家安全保障省、地方自治体責任者や検査関係者達と話し合いを続けている」と語った。

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