イスラエルの交通機関

海外旅行で気になるのが交通機関を利用した移動手段かと思います。

イスラエルの主な交通機関は以下の如くです:

 

1)エゲッド・バス

https://www.egged.co.il/HomePage.aspx

9千人の従業員と4千台のバスを保有する国内最大の公共バス会社。緑色のベンツのボディに白色の”X”(ヘブライ語のアレフ”א”)のような文字が付いています。長距離を移動するにはとても乗り心地が良く、バスが自動車をスイスイと追い抜いていくのを初めて見て驚いたのもこのバス。バスセンターであればチケット売り場で行き先を告げれば先にチケットを購入することができます。途中乗車ならば前方の入口から乗ってドライバーに行き先を告げて支払い後方から降りることになります。降りるまで必ずチケットは大事に持っていること、特に市内バスではキセル乗車の検査をよくしており、チケットが無いと罰金を支払わされます

電子掲示板に次の停留所の名前が流れたりするが、基本的に停留所のアナウンスは無いと思っている方が無難。知らない場所まで行くならば周りの人達に確認するか、乗る時にドライバーに確認することをお勧めします。長距離移動の場合には荷物はバスの下部にある荷物入れにあるので、降りるときにドライバーに開けてもらうことを頼まないとそのまま走り去る恐れがあります

​市内ならば一律で5.9NIS(約180円)、アコーディオンと呼ばれる連結タイプのバスが良く走っています。始発は時間通りに出ますが、途中乗車の場合には事前にGoogle Mapなどで調べておき、到着時間の10分前には待っていないといつ通り過ぎるか分かりません。

*現在コロナ禍の影響でバスドライバーの前方ドアが開かない場合があります、その場合には後方のドアから乗り降りしてください。前方から乗れないために現金でチケットを購入することもできません、よって下記のラブカブ・カードをご利用ください。また最前列の席に座ったり、ドライバーの近くに立つことも禁止されております、ご注意ください。

イスラエルの交通機関
イスラエルの交通機関

ただ現金を受け取らないケースもあるので、バスセンターや専用事務所でラブカブ(日本のスイカみたいなもの)という緑色のカードを外国人でも無料で受け取れるので、記念に名前と写真をカードに入力してパーソナライズすることもできます。チャージ機は色々な場所にありクレジットカードでもチャージ支払い可能。これがあれば各種バス、電車、トラムでも自由に乗り降りできるのでとても便利です。バスやトラムの中に専用機械がありますので、そこにカードをかざしてピッと音が鳴り、緑のランプが点灯することをご確認ください。

https://ravkavonline.co.il/en/

*バスを利用した旅行の移動手段に関する記事はこちら:

イスラエルの交通機関

2)イスラエル鉄道

https://www.rail.co.il/en

​日本ほど鉄道は発達していませんが、交通渋滞が増えている今日では便利な移動手段です。去年エルサレム‐テルアビブ間の高速電車が開通され、エルサレムのイツハック・ナボン駅からベングリオン空港まで23分、テルアビブまで40分で移動可能となり、30分に1本の間隔で出ています。このエルサレムの駅には一度見学に行ってみて頂きたい、というのもエルサレムは標高800mなので、空港やテルアビブまでの傾斜を緩やかにするために駅が80m地下に建設されています。物凄く長いエスカレーターが三つもあり、緊急時にはシェルターとしても利用できるように分厚い鉄の扉が至る所に設置されています。エレベーターもあるがエスカレーターなら入口からプラットホームまで15分はかかるので乗り遅れないように気を付ける必要があります

イスラエルの交通機関
イスラエルの交通機関
イスラエルの交通機関

3)ネシェル・シェルート乗り合いタクシー

http://www.neshertours.co.il/en

10人乗りの黄色いバンタイプタクシーが乗り合いタクシーです、エルサレム‐空港間の値段は現在67NIS(約2000円)/人。エルサレム‐空港間を1時間ごとに出発しており、ホテルや自宅まで送迎してくれます。24時間前から予約可能で、もしホテルから出発したい場合にはレセプションに予約をお願いすることも可能です。ただ10人集める必要があるので1時間くらい市内で乗客をピックアップしてから空港へ出発(所要時間1時間30分~2時間)、なので時間には余裕をもって予約する必要があります。空港からは到着ロビー(G階)の真ん中のゲートを出た右側に乗り場があります。

イスラエルの交通機関

4)普通タクシー

 街中で流しのタクシーを利用する場合には、乗る時にメーターを動かすよう指示、または値段を決めて乗るということをしないと最後にぼられるというケースはよくあります。ちなみに流しのタクシーを止めるには、右人差し指を斜め下に突き刺す感じ。これがイスラエルのヒッチハイクのやり方でもあり、日本みたいに手を挙げても挨拶していると思って通り抜けてしまので注意。タクシーを利用する場合にはホテルのレセプションにお願いして値段も確認するのが一番安全でしょう。空港からは到着ロビー(G階)の真ん中のゲートを出たら左端に専用乗り場があり、係員がいるので行き先を告げると値段も教えてくれます。ホール内で違法タクシーのドライバーが声をかけてくるので、そういう人達の後にはついていかないように気を付けること。

 もしSIMを借りて現地の携帯番号があるならばゲット(Gett)というアプリを使用すれば、迎えに来るタクシーの詳細から到着時間まで把握でき、メーターを必ず使用するし評価制なのでドライバーも真面目で良い人達が多いので安心して利用できます。基本的にタクシーの支払いは現金(ドルも余り通用しない)だが、このアプリならばクレジットカードの支払いも可能になります。ウーバーはテルアビブ市内しか無いようですが、イスラエルのドライバーは運転が荒いので、やはり専門のタクシーを利用する方をお勧めします。

*Gett Taxi

英語版

https://gett.com/uk/

​ヘブライ語版

https://gett.com/il/

5)トラム

https://citypass.co.il/en/Homepage

 現在はエルサレムのみ稼働中でテルアビブにも建設中。フランス製で乗り心地も良いし、旧市街や街中への移動手段としても便利です。値段もバスと同様で一律5.9NIS。上述のラブカブがあれば気楽に利用できるが、各駅に設置しているチケット購入機がこれまた面倒。タッチパネルにはなっているが、選択肢が多すぎて現地の人でも購入するには一苦労。列もできるので待っている間に何本も通過するなんてのは普通です。やっと自分の順番が来たと思うと最後の支払い画面で現金の場合はコインか、紙幣も20NISまでで機械が紙幣を承認してくれないということにまた冷や汗なんてことも。 

 クレジットカードでも支払い可能なのでそれが一番スムーズです。やっと買えたと思うと今度は発券されるまで時間がかかり、もうトラムが目の前に来ているのにと焦る人が沢山います。もしチケットを購入するなら同日に使う分(チケットの有効期間はその日限り)をまとめ買いする方が良いでしょう。車内にパンチングの機械があるので必ず刻印すること、それを忘れるとキセル乗車と見なされて多額な罰金を要求されます。

イスラエルの交通機関

*イスラエルの公共機関は週末の安息日には全てストップするので要注意。金曜日の午後から土曜日の日没まで動けなくなるので、週末の移動には事前に各HPでよく調べてからでないと、未知の場所で週末を過ごすなんてことになりかねません。